海外の暗号資産取引所を利用する際、利益を確定させて日本円や他のウォレットへ移動させる手順は非常に重要です。
特にBitradeXからの出金に関する操作は、少しの手違いが大切な資産の喪失につながる可能性があるため、正しい知識を持って行う必要があります。
この記事では、Web版およびアプリ版での具体的な操作方法や、USDTだけでなくXRP(リップル)などを送金する際の注意点、送金ミスを防ぐためのポイントを初心者の方にも分かりやすく解説します。
・USDTやXRPなど通貨ごとのネットワーク選択の重要性
・資産消失のリスクを回避するためのセキュリティ対策
・出金処理をスムーズに行うための事前確認事項
BitradeXから出金する手順の完全ガイド
・アプリでブロックチェーン出金を選ぶ
・出金したい通貨(USDTやXRP)を検索
・適切な出金ネットワークを選択する
・出金アドレスを正確に入力する方法
・出金金額と手数料を確認して提出
公式サイトから出金画面へ移動する
まずはパソコンなどのブラウザを使用して、BitradeXの公式サイトから出金申請を行う手順について解説します。
大画面で操作できるため、アドレスの確認などがしやすい利点があります。
公式サイトのホームページを開き、以下の順序で進んでください。

- 画面上部の「資産」にカーソルをあわす
- 「現物口座」をクリック
- 出金したいでデジタル通貨の右の「出金」をクリック
この手順を踏むことで、出金専用の画面へと遷移します。
初めて操作する場合でも、画面の指示通りに進めば迷うことは少ないでしょう。
アプリでブロックチェーン出金を選ぶ
スマートフォンアプリを利用している場合の手順も確認しておきましょう。
外出先でも手軽に操作できるのがアプリ版のメリットです。
なお、iPhone版アプリ(Ver.1.2.0)がApp Storeで再リリースされ、日本を含む多くの地域で利用可能になっています。
アプリを開いたら、画面右下にある「資産」タブをタップします。
現在の口座残高が表示される画面の中央付近に「入金」「出金」「振替」のボタンが並んでいますので、ここで「出金」を選択してください。

次に表示される「出金タイプ」の選択が重要です。
外部のウォレットや他の取引所へ送金する場合は、必ず「オンチェーンでの出金」を選択してください。
「内送振替」はプラットフォーム内のユーザー同士で送金する機能であり、外部への送金には使用できません。
出金したい通貨(USDTやXRP)を検索

出金画面に進むと、取り扱っている暗号資産の一覧が表示されます。
一般的に利用されるUSDT(テザー)はもちろん、送金速度が速く手数料が安いXRP(リップル)なども選択可能です。
検索窓に「USDT」や「XRP」と入力するか、リストから直接出金したい通貨を選択してください。
間違った通貨を選択してしまうと、その後のアドレス入力で形式が合わずエラーになったり、最悪の場合は送金事故につながったりする恐れがあります。
適切な出金ネットワークを選択する
ここが最も注意を要するステップの一つです。
暗号資産を送金する際には、どのブロックチェーンネットワークを使用するかを指定する必要があります。
USDTを送金する場合、一般的には以下のようなネットワークが使用されます。
| 通貨・ネットワーク | 特徴 |
|---|---|
| USDT (TRC20) | トロンネットワーク。手数料が安く、送金速度が速いため推奨されます。 |
| USDT (ERC20) | イーサリアムネットワーク。汎用性は高いですが、手数料が高騰する場合があります。 |
| XRP (Ripple) | リップルネットワーク。非常に高速かつ低コストですが、送金時に「タグ」が必要な場合があります。 |
重要なのは、BitradeXで選択する「出金ネットワーク」と、送金先の「入金ネットワーク」が完全に一致していることです。

例えば、送金先がTRC20のアドレスであるにもかかわらず、BitradeX側でERC20を選択して送金してしまうと、資産は届かず永久に失われてしまう可能性があります。
出金アドレスを正確に入力する方法

ネットワークの選択が完了したら、次は送金先のアドレスを入力します。
入力方法には、コピー&ペースト、アドレス帳からの選択があります。
ここで、XRP(リップル)などの通貨を出金する場合、非常に重要な注意点があります。
【XRPなどを送金する場合の注意】
USDTなどの通貨は「アドレス」のみで送金できますが、XRPを取引所(BitradeXから別の取引所など)へ送金する場合、アドレスに加えて「宛先タグ(Destination Tag)」や「メモ(Memo)」の入力が必須となるケースがほとんどです。
このタグを入力し忘れると、アドレスが正しくても資産が相手の取引所で迷子になり、口座に反映されません。必ず送金先の画面でタグの有無を確認してください。

出金金額と手数料を確認して提出
アドレス(および必要な場合はタグ)の入力が完了したら、出金したい金額を入力します。
この際、画面には「最小出金額」が表示されますので、その額以上であるかを確認してください。

入力が済んだら、最終的な出金数量と発生するガス代(送金手数料)を確認し、問題がなければ「出金」ボタンをクリックします。
XRPなどは手数料が非常に安価ですが、ネットワークの混雑状況によっては変動する場合もあるため、必ず画面表示を確認しましょう。
BitradeXで出金する際の重要な注意点
・アドレス手入力によるミスを防ぐ
・資産消失を防ぐためのテスト送金
・まとめ:BitradeXからの出金は慎重
他の取引所とネットワークを一致させる
前述の通り、出金ネットワークの不一致は、暗号資産の送金において最も多いトラブルの一つです。
BitradeX側だけでなく、受け取り側(他の取引所や個人ウォレット)の入金画面もしっかりと確認する必要があります。
例えば、受け取り側の入金アドレスが「USDT(TRC20)」で発行されているならば、BitradeXの出金設定も必ず「USDT(TRC20)」に合わせなければなりません。
異なるチェーン間での直接送金は仕組み上不可能ですので、操作前に指差し確認を行うくらいの慎重さが推奨されます。
アドレス手入力によるミスを防ぐ
送金先アドレスの入力ミスは、文字通り「致命的」な結果を招きます。
銀行振込であれば組み戻し手続きができる場合もありますが、ブロックチェーンの世界では一度トランザクションが完了すると、誰もそれを取り消すことはできません。
「自分は大丈夫」と思っていても、疲れている時や急いでいる時はミスが起こりやすくなります。
必ずコピー&ペースト機能を使うか、QRコード読み取りを利用する習慣をつけましょう。
PCで操作する場合でも、ショートカットキー(Ctrl+C / Ctrl+V)を活用し、貼り付けた後はアドレスの「最初の4文字」と「最後の4文字」を目視で確認することをお勧めします。
資産消失を防ぐためのテスト送金
初めて送金するアドレスや、久しぶりに使用するウォレットへ多額の資金を移動させる場合は、いきなり全額を送金するのはリスクが高い行為です。
まずは「最小出金額」程度の少額でテスト送金を行い、無事に着金することを確認してから、残りの金額を送金するという2段階の手順を踏むのが最も確実な安全策です。

手数料は2回分かかってしまいますが、全財産を失うリスクと比較すれば、必要なコストと言えるでしょう。
まとめ:BitradeXからの出金は慎重に

- BitradeX公式サイトまたはアプリから資産ページへアクセスする
- アプリ版では必ずブロックチェーン出金を選択する
- 出金したい通貨を検索リストから正確に選ぶ
- USDTだけでなくXRPなども同様の手順で出金可能
- XRP送金時は「宛先タグ(Destination Tag)」の入力を忘れない
- 送金先に対応した適切なネットワークを指定する
- ERC20やTRC20などの違いを十分に理解しておく
- アドレス入力は手動入力を避けコピー機能を使用する
- 初めての送金先にはアドレス帳登録を活用する
- 出金前に最小出金額と手数料
